お歳暮・冬のギフトについて
お歳暮は、日頃からお世話になっている方々や目上の方に向けて「一年間」の御礼の気持ちとして品物を贈る風習です。 暮れに世話になった人に対し感謝するなどの歳暮周り(せいぼまわり)と呼ばれる年中行事が行われることが多く、このときに贈り物がお歳暮と呼ばれました。現在では「歳暮」「お歳暮」といった場合、この贈答品、または贈り物の習慣を指すことが一般的である。現在のような形になったといいます。最近では、カジュアルに冬のギフトとも呼ばれます。
お歳暮を贈る際のワンポイント
いつ贈る?
11月20日頃から12月20日くらいまでに贈ります。年内に届けられない場合は御年賀として元旦から松の内(一般的には1月7日)までに、また御年賀で贈れない場合は寒中見舞いとして立春までに贈ります。
何を贈る?
先方の好みや家族構成をリサーチしてお選びください。おせち料理用の食品を贈るのも良いでしょう。
表書き・水引は?
● 御歳暮・御年賀・寒中御見舞 ● 水引/紅白蝶結び
気を付けることは?
●中元と歳暮のどちらか一方にする場合は、一年の締めくくりとして歳暮を贈るのが一般的です。
● 当家や先方が喪中であっても差し障りありません。しかし四十九 日を過ぎていない場合や、先方が気落ちしている場合は、時期をずらして寒中見舞いで贈る方がよいでしょう。
● お返しの必要はありませんが、品物の到着を知らせるためにも礼状は出すようにしたいものです。