-
いつ頃お返しすればいいの?
- 誕生後1ヶ月前後にお返しするのが一般的です。
ちょうどお宮参りの前後1週間あたりから、遅くても誕生後2カ月以内にはお返ししたいものです。また、誕生後1カ月を過ぎてお祝いをいただいた場合は、いただいた日から1カ月以内には内祝を贈りましょう。
-
どんなものをお返しするの?
- 内祝の品は、タオルセット、お菓子、コーヒーなどの実用品が多くなっています。
最近は、お名入れギフトなども人気が高いようです。
-
表書きはどうすればよいの?
- 内祝には、赤ちゃんのお名前をお披露目する意味もありますので、内祝は赤ちゃんのお名前で贈ります。表書きは、紅白蝶結びの熨斗紙に「内祝」、下段には赤ちゃんのお名前を書きます。ふりがなをふっておくと読み方も覚えてもらえてよいでしょう。
-
お返し金額の目安は?
- 基本は、いただいたお祝いの半額程度が目安です。ただし、目上の方からいただいた場合や高額の場合は、3分の1程度でも大丈夫です。背伸びをせずに、気持ちのこもった品を贈ることが一番大切です。
-
連名でいただいたお祝いのお返しはどうしたらいいの?
- 連名でいただいたお祝いに対して、内祝を個別に贈るか、まとめて贈るか、特に決まったルールはありません。いただいたお祝いの半額程度を目安として、人数の多い場合は、 ボリュウームのあるお菓子のアソートなどを。少人数なら相手の好みも考えたプチプラギフトなどをお返しするとよいでしょう。
-
喪中の方へのお返しはしてもいいの?
- お相手が喪中の場合、お祝い事に関するお返しをしてもよいものか迷うところです。
お返しを贈ること自体は問題ありませんが、喪中の方へのお返しは四十九日を過ぎた 忌明け後に贈るようにしましょう。
ただし、頂いたお祝いに対するお礼はすぐにお電話 などで先にお伝えしておくのが無難です。その際、お相手の状況を考えてお悔やみや気遣いの言葉を忘れないようにしましょう。のし紙は「内祝」ではなくお祝いへのお礼という意味で「御礼」とします。ご自身が喪中の場合も同様に四十九日を過ぎてから「御礼」としてお返しをしましょう。
-
いつ頃お返しすればいいの?
- 披露宴にご招待・ご出席できなかった方や、高額のお祝いをいただいた方へのお返しとして、挙式後1カ月以内までに贈ります。式を挙げていない場合でも、お祝いを貰った日から1カ月以内に贈るのがマナーです。
-
お返し金額の目安は?
- 基本は、いただいたお祝いの半額程度が目安です。
親族やお仕事関係の目上の方など、二人のためにと高額な結婚祝いを贈ってくださることもあります。そんな時は無理のない予算でお礼の気持ちを贈りましょう。ただし、近況を報告するなど心のお返しを忘れずに。
-
表書きはどうすればよいの?
- 結婚内祝では、固くほどけないという意味を込めた赤白の結び切りの熨斗が使われます。
何度も結び直しができる蝶結び熨斗はふさわしくないと考えられていますので注意しましょう。表書きは、「内祝」「結婚内祝」として、下段には「夫婦の姓」または「夫婦の姓とお二人のお名前」を入れるのが一般的です。
-
どんなものをお返しするの?
- 品物は、相手がもらって困らないものを選ぶと良いでしょう。誰でも食べられて日持ちのする食品や、いくつあっても困らない日用品など相手の環境を考慮して選ぶのがおすすめです。最近では、受け取った方が好きな品物を選べるカタログギフトが人気です。
-
お返しをいらないと言われた場合でもお返しをするの?
- 身内や上司、気心の知れた人の中には、「お返しはいらないよ」と言われる場合がありますがお祝いを頂いた相手によっては社交辞令ということもあります。そのような時でも、お礼状などを出して感謝の気持ちは伝えるようにしましょう。また、かしこまったお礼ではなく食事に誘ったり、プチギフトのようなプレゼントを贈っても良いでしょう。
どうしてよいか分からない時は、両親や目上の方に相談してみるとよいです。お祝いを頂いた事に感謝している事が伝われば相手の方も喜んでくれるでしょう。
-
いつ頃お返しすればいいの?
- 一般的には退院後1週間~10日の間に、入院中お見舞いをいただ方に退院の報告を兼ね 快気祝い品を贈ります。退院後、自宅療養をしていた場合は床上げ後1週間~10日を目安にしましょう。元気な姿で見舞ってくれた人を訪ねるのがよいでしょう。
-
全快せず退院した場合のお返しどうしたらいいのか?
- 退院後、通院・リハビリ・自宅療養が必要な場合は、感謝と退院の一区切りとして「お見舞御礼」としお返しする場合もあります。
-
お返し金額の目安は?
- 基本は、お見舞いをいただいた金額の半額程度が目安です。ただ身内や、目上の方などから高額なお見舞いをいただく場合もあるかと思います。そういった場合は、素直に贈り先様のお心遣いと受取り、御礼も相場通りの金額にはせず、自分の無理のない範囲の品物を感謝の気持ちと、お礼の言葉と共に贈れば良いかと思われます。
職場の同僚や会社関係で部署や課などからまとめて頂いた場合には、個別に贈らなくても、みんなで食べられるもの等を贈れば大丈夫です。
-
どんなものをお返しするの?
- 快気祝いでは「病が後に残らない」という意味から、食べてしまうものや、使って残らないものを贈るのが一般的です。また、「病を洗い流す」という意味で洗剤が縁起が良いとされています。今治タオルなども「今治った」「病を拭き取る」という意味で選ばれています。
-
表書きはどうすればよいの?
- 病気や怪我を「二度と繰り返さない」という意味を込めて赤白の5本結び切りの熨斗が使われます。表書きは、「快気内祝」「快気祝」「お見舞い御礼」として、下段にはお見舞いをいただかれた方の「苗字」「フルネーム」を入れるのが一般的です。
-
お返しする前に亡くなってしまった場合どうすればよいの?
- お返しをしないまま亡くなられた場合、基本的に快気祝いのような内祝いは贈らなくて良いとされています。もしお礼を贈る場合は、表書きを仏事熨斗で「お見舞い御礼」という名目で贈るのが良いと思われます。
-
弔事とは?
- 不幸やお葬式などのお悔やみごとを弔事といいます。
-
「法要」と「法事」はどう違うの?
- お経をあげてもらう儀式(追善供養)を「法要」と呼び、その後の会食までを含む後席を「法事」と呼びます。
-
お香典返しとは?
- お香典返しとは、お香典をいただいた方に「無事に四十九日を終えることができました」
という報告とお礼を兼ねて贈るお返しの品です。
-
いつ頃お返しすればいいの?
- お香典返しの時期は、宗教によって異なります。最近では葬儀当日の即日返しも多いようです。
【仏式】
七七日忌(四十九日)、忌中が三月に渡る場合は、切り上げて五七忌(三十五日)の法要をもって満中陰とし、お返しします。
【神式】
一般的に50日目の霊前祭(五十日祭)をもって、仏教でいう忌明けとなります。なお、仏式同様に三月に渡る場合は、切り上げて三十日祭でも良いとされています。
【キリスト教式】
本来キリスト教に香典返しはありませんが、日本の風習に合わせて行われています。仏教でいう忌明けは、カトリックでは30日目の追悼ミサ、プロテスタントでは1カ月後の召天記念日となり、その直後に記念の品を贈ります。
-
お返し金額の目安は?
- 香典返しの金額の相場は、半返しが一般的な目安といわれていますが、親族や身内の方からの高額な香典の場合には、故人や葬家への扶助の気持ちも含まれており、半返しにとらわれなくてもよいとされています。高額の場合は、1/3~1/4程度のお返しでも失礼にあたることはありません。
-
どんなものをお返しするの?
- 香典返しには「不祝儀を残さない」という考えから、「後に残らないもの」が好まれます。
そのため、お茶、コーヒー、海苔、調味料セット、お菓子などの食品類や、使えばなくなる石鹼、洗剤、タオル、寝具などの日用品が定番です。ただし、食品類は相手がいつ召しあがるかは分からないので、日持ちのするものを選ぶとよいでしょう。
-
いつ頃までに贈るの?
- お中元は、関東なら7月初旬~7月15日頃まで、関西なら7月初旬~8月15日頃のお盆までに贈るのが一般的です。
お歳暮は、関東・関西とも12月初旬~12月31日までに贈るのが一般的ですが、できれば20日くらいまでが無難でしょう。
-
喪中の方にも贈ってもいいの?
- 喪中の方へ贈っても差し支えありませんが、四十九日を過ぎていない場合は時期をずらし忌明け後に贈った方がよいでしょう。忌明けがお中元・お歳暮の時期から遅れた場合は、「残暑御見舞」「寒中御見舞」として贈るとよいでしょう。
-
お中元・お歳暮の相場は?
- 一般的に、お中元・お歳暮の相場は3,000円~5,000円くらいといわれています。
親戚や知人には3,000円くらい、目上の方には5,000円くらいを目安にしましょう。
金額は、どのくらいお世話になったかによっても変わりますので、特別お世話になった方には5,000円~10,000円程度贈られる場合もあります。