創贈館

粗供養について

法事(法要)は、故人の冥福を祈る行事です。

特定の区切りで、故人の冥福を祈って行われるのが法事(法要)です。

その区切りは宗教によって違います。

粗供養

【仏式】
一般的には7日ごとに読経してもらい、四十九日に忌明けの法事(法要)を行います。その後、亡くなった年を1年とし、最初の年の一周忌、その後は三と七の付く年に年忌法要を行います。
【神式】
神式では、仏式の法要に当たるものを「霊祭」といいます。故人の死亡した日からかぞえて10日後に「十日祭」を行い、死亡後50日目で忌明けとなり「五十日祭」を行います。その後は「式年祭」となり、1年後の「一年祭」から「三年祭」「五年祭」「十年祭」と続き、「五十年祭」まで10年ごとに行われます。
【キリスト式】
一周年目に盛大なミサを行い、区切りの良い年に召天記年ミサを行います。 プロテスタントは亡くなってから1ヵ月後を召天記念日として記念式を行い、数年間は1年ごとの命日に記念式を行います。

気をつけることは?

引き物は、法要に出席していただいた方にお配りする品物です。

法事の引き物は、出席していただいた方全員に感謝の気持ちをこめて配る品物です。

基本的には法要後に会食が行われるケースがほとんどなため、その会食の席に一緒につけておくのが多いかと思います。

予算は、いただいた金額の3分の1~半額程度が基本です。基本的に法事引き物の予算は、いただいたお香典の3分の1~半額程度が相場です。

ただ、会食を行う場合はその料理代もありますので、そちらとのバランスを考えながら金額を決定する方が多いようです。 引き物だけでみると、2,000円~3,500円程度が一般的です。

代表的な品物は、お茶、タオル・寝具、海苔や調味料、洗剤などです。 法事引き物では、日用品が無難とされています。

お茶、タオル・寝具、海苔や調味料などのセット、石鹸・洗剤などが選ばれています。いくつあっても困らないものを基準にすると良いと思います。最近ではカタログギフトを使う方もいらっしゃいますね。 会場から持ち帰っていただくものですので、あまりかさばったり、重かったりしないもののほうがおすすめです